地面に足がついた時は噛み締めることはなくただ目的地へ向かおうとした。
でも、やっぱり頭がぼうっとしてバスに乗った。
荷物が多いから無理はしない。
お昼に洗ったばかりのバスタオルで髪を拭いた時にブルーベリーのガムみたいな香りがして
やっとその時望んでいた日常が戻ってきた感覚になった。
料理がまだやる気にならなくて、野菜を刻んで冷凍ピラフに混ぜて炒めるくらいしかできないけど
作りたいものはたくさんある。
生きることは食べることって思っていたけど、それが出来ない人もいて
その言葉を発することへの重みを感じつつ、最低限は平等に出来るように私に出来ることがきっとある。きっとあるけど、どうすればいいんだろ。
フードプロセッサーがあれば可能性って広がるね。
そんなことを思いつつ、眠い。よく眠りたい。